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ソフト・パワーのこれから(力学と電磁気学のツーリズム)

電磁気学を運動物体に適用した場合、ある種の非対称性が生じる。」

これは観測者の運動状態によって、同じ電磁気現象の解釈の仕方に矛盾が生じるということ。つまり力学の法則と電磁気学の法則の間には整合性が無いということ。この不整合性の解消をめざしたことが相対性理論の出発点であった。

力学に対し、電磁気学が出会わなければ、現代のような世界は生まれていなかった。

こうして「モノ」がなければ成り立たない世界も、最終的には「モノの外側」でマーケティングを考える必要がうまれた。これは電気・電子製品に生活が囲まれ誘導されたからである。こうしてマーケティングは、生活者の「行動」を取り合う競争となる。

ツーリズムは「移動の衝動」から「動く文化」の立ち現れに直面する。変容のトレンドは「場所の消費によって特徴づけられるべきか、それとも消費の場所化によって特徴づけられるべきか。」

科学技術の始まりは、生活文化の始まりを規定したのである。

 

参考

「光と電磁気」ファラデーとマクスウェルが考えたこと   小山慶太 著

人を動かすマーケティングの新戦略 「行動デザイン」の教科書 博報堂行動デザイン研究所 國田圭作 著

「場所を消費する」     ジョン・アーリ 著