数論と重力(層)

「集合」を「層構造」と考える仮説はどうだろうか?そのヒントは「重力」にある。

そうすれば「管」の説明も「他者」の説明もできる。そして生物の進化と地球科学とを重ねることができる。さらに貴重な「要素」とは何かというイメージが鮮明になるのだ。

物質が空間の一部に集中するのは物質間に重力(万有引力)が働くためだ。しかしすべての物質が1点に集まってしまわないのは、物質が重力に逆らって運動エネルギーを持つためだ。たとえば、物質が回転すると遠心力が重力と拮抗して、ある距離以上は引き寄せられない。

つまり層の由来に「起源」はない。「前後」は時間・空間のイメージとして存在しない。最初から「循環」のイメージに「満ちている」のである。

 

参考

原著第3版「はじめての数論」発見と証明の大航海 ピタゴラスの定理から楕円曲線まで   ジョセフ・H・シルバーマン 著

岩波現代全書「人類の未来と地球科学」    井田喜明 著