二重生活者から可能世界へ

いくら命題が集合だとしても、そこには貫世界的同一性的な「可能的世界」しか存在しない。フィクションや不可能はなく、あらゆるものは現実になってしまう。

私たちは部分集合のなかで二重生活をしている存在ではなく、対応者としていつも一つの世界の前にある。代用主義者のように二重生活でこの現実をはぐらかすことはできない。

世界はオーバーラップという共通部分(偽り)を持たない。ある世界の部分が他の世界の部分であることはありえない。現実のために、すべてが可能世界であるために。

 

増々現実味を帯びるソーシャルメディアは、確実にメールやウェブを代替している。つまりソシャルメディアが複数のインターネットサービスの機能を代替する情報収集をし始めている。可能世界が拡がるために。

 

キーワード:反事実的条件文 量子コンピュータ

 

参考

「世界の複数性について」  デイヴィッド・ルイス 著

「日本人の情報行動2015」   橋元良明 編