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ヘイトジャーナルの言語について

人は文字を書くのではなく、言葉を書くのだ。(書家 石川九楊

高学歴にもかかわらず、私生活で幼稚な会話をしている人は多い。生活のレベルは低くてもいいのだろうか?

見た目ではなく、必ずしも書家ばかりではなく、心が言葉を紡ぐ。

情報か、知識かの問題は世間話にも問へる。「情報爆発」は特に自然科学系の雑誌で先行した。自然科学系では学術コミュニケーションが学術雑誌主体になっていたから電子ジャーナル主体への移行は容易であったと本書は説く。これは論文概念の無差別・一般化と論文中心主義の全域化であり、書籍の軽視である。

ジャーナルで発表される論文は、もともと一つ一つに切り分けて考えやすい性質を持っている。このことが情報爆発(学術の相対化)である。学術には体系性・全体性に触れ、その全体を隅々まで知る経験が必要であると本書は強調する。

その一貫性理解から初めて未開拓の領域が写像(書き換え)のパートナーとしてあらわれ、知を刺激するという主張は経験的に正しいとプロセスは認めるのである。

 

参考

「学術書の編集者」   橘宗吾 著