時間と他者

「眼が考えている」-オクタビオ・パス

それは明らかに「時」ではなく、「他」性を見つけているである。

ハイデガー氏の「存在と時間」が導いたのは時間ではなく他者である。その解釈がフランス哲学最大の収穫であった。他性という異文化こそ、時間との出会いであったからだ。

「社会を超える社会」は、こうして移動祝祭的な文化として花開く。そこにあるのは単なる時間移動の人生ではない。

 

参考

「マヌエル・アルバレス・ブラボ」 ーメキシコ、静かなる光と時ー

ハイデガーとフランス哲学」  トム・ロックモア 著

「世界の体験」中世後期における旅と文化的出会い  フォルカー・ライヒェルト 著

「社会を越える社会学」移動・環境・シチズンシップ  ジョン・アーリ 著