「一連という手続き」から「一作品へ」

「熟練者」と「天才」の違いに本書はこう答える。

「天才は一連の作品ではなく一つの作品をつくりだし、一つの作品が人類史に位置を占めることができる。」

これは「手続き的」な創造ではないことを示す。あらゆる時代の広い領域で相継ぐ世代に属する男女の心を打つということは、ある特定された時代に制約された社会制度的な手続き創造技術(承認)を意味しないからだ。

 

参考

モーツアルトの脳」    ベルナール・ルシュヴァリエ 著