右からの抗議

冷戦という枠組みの中で生まれた「抗議文化」が今後示すものはなにか?

政治には与党と野党の力の差異がある。しかし与党が現政権を安定的に進め始めれば、市民はもう政治参加できない。そこで「右からの抗議」というものが示される。そこに交代劇は必要なく、与党を支持しながら、市民は安定した政権に対してすべてを選挙でゆずるのではなく、まだ依然異議申し立てとして世論を形成し政治を変えることができる地位を獲得するのである。

 

参考

「戦後ドイツの抗議運動」成熟した市民社会への模索    井関正久 著