時間利用

現代は空間から時間への広がりを見せる。産業作業者は「選択と集中」を「時は金なり」と考える。

しかし熟考者には「暇」が要る。いや暇は有る。暇は造られたと同時に創造される。つまり、ある問題を解くことに没頭している科学者は、それについて考えるための特別の「時間」を割り当てるのではなく、暇なときにはいつもそこに自動的に戻って行っているという「ゼロ位置」をたえず示すからだ。

 

参考

新版「若き科学者へ」   ピーター・B・メダワー 著