モードの体系vi

原子力は街を廃墟にしてもその崇高性を保つ」という現代の象徴性を磯崎氏は突く。

創造と廃墟は現代において勝利と敗北のように矛盾した崇高性である。それは「城砦都市」の誕生から始まる。建築しながら内で廃墟化のイメージを進めるのだ。

 

「織物」の誕生は人類において「崇高」の始まりであった。

しかしそれが織物「技術」として産業革命により特化され、大量生産されることにより人類は豊かになったが、そこからは価格・価値破壊という廃墟が、物にも労働価値にも訪れるようになったのである。

 

  ー 「戦略」と「モードの体系」について ー

 

参考

「偶有性操縦法」何が新国立競技場問題を迷走だせたのか   磯崎新 著

「織物」ものと人間の文化史   植村和代 著

「モードの体系」   ロラン・バルト 著