移動特性(ネットⅡ)

野矢氏のアプローチでは、「意味のないノイズ」が「因果的効力」を持つと考える。

 

チョムスキー氏も同じようなアプローチだ。それが「内的併合に基づく移動のコピー分析」である。「残像」を残しながらも削除する「移動現象」(移動特性)は、離散無限性と極小主義プログラムを満たす。

 

この移動特性は、両二者の推敲と、生物学的「血管新生」が同じことであることを示す。

 

つまりこの移動特性は、計算が外の情報やシステム、原理などを利用することはできない、とする性質である。

 

参考

「心という難関」空間・身体・意味    野矢茂樹 著

チョムスキー「言語の科学」ことば・心・人間本性  J・マッギルヴレイ=聞き手