「誰が支配すべきか」という問題に答えて「賢者が導き、支配し、愚者が従う」という。この答えはむなしいのではないか。誰が賢者であり、誰がその賢者を見出すのか。(神野一郎氏)

出来るのは「あまり権力を持ちすぎないように、そしてあまり禍をなしえないように設計しうるか」という永遠の努力である。それができないと、安易に全体主義に転落する。(カール・ポパー氏)

これは企業のガバナンスと同じである。暴走する者(経営者・株主)を統治しなければならない。昨今のコーポレート・ガバナンスを知るとは、「子会社と言えども価値規範やルールによるガバナンスであるべき」、と言うことである。プライマリーディーラー(PD)資格返上への動きもその一つである。

 

参考

イデア哲学史」  神野慧一郎 著

「JTのⅯ&A」日本企業が世界企業に飛躍する教科書  新貝康司 著

2016年6月20日号「ストップ暴走社長」    日経ビジネス