「光学」利用の進化論

光はあらゆる痕跡を残している。新しい「光学」理論のためにそれを使わない手はない。

 

下條信輔氏は、知覚や感覚や認知神経科学に「年輪」と「残効」を概念(来歴)として、光利用による環境経験と遺伝子の「同時性」と「直前」までの重ね合わせから、人間の固有性(記憶・理解)が生まれてきたことを検証して行く。

 

具体的には「パイこね変換」に、離散力学系がカオスを生み出すまでの典型的な仕組みを光の利用による進化過程と見、「ひっくり返し」による「残余」が「寄与部分」となって、「逆進」が起こる「掛け算による覆い隠し」を検証する。つまり「視野の表象」が「縮退」することと、「物理現象」を同じテーブルで検証したのである。

 

こうして時に、環境経験と遺伝子が常識的にはおかしな現象を知覚させることをも検証したのである。

 

参考

「〈こころ〉はどこから来て、どこへ行くのか」  第一回京都こころ会議シンポジウム講演 編