星々とホタル

陸上の生物は、ほぼ「2次元」平面で暮らしている。それゆえ発光生物は少ない。しかし海の中は「3次元」に浮遊しているから、発光生物のほとんどはそこに居る。

 

光が「届かないから」という理由で発光生物が「要る」わけではない。3次元の展開が必要だったからそこにある。こうして陸と海はバランスを取った。

 

人は「太陽と星」を見れる位置にあり、そこから科学と言う「位置情報」(時間)の展開が始まった。ゆえに科学は人間固有の科学(体感)である。

 

「繰り返し再現できる」ことが科学の定義であるならば、歴史のリプレイスにも地上には昼と夜があり、進化のテープを再生しても、何度巻き戻しても同じようにみえるかもしれないが、発光生物が現われるかどうかはわからない。海がまた発光生物の世界になるとも限らないからだ。

 

  ー 発光形質獲得による有害酸素除去説と共生進化の糸口について ー

 

参考

「恐竜はホタルを見たか」発光生物が照らす進化の謎    大場裕一 著