日本の芽

日本の歴史学・史学には時代区分はなく、「日本神話」否定による「離脱へのうねり」と「自足の解体」が存在する。ゆえに「発展段階論」というこだわりの「自明性」は解体している。

だから日本思想史においても、内なるものは断絶している。

ただ「地域史学」においては「柳田学・折口学」が「未時間」のなかで流れた。

しかしその後、カント氏の「多元主義」やポパー氏の「反証主義」等の輸入学により、自明性が解体していたにも関わらず、「自生」を何とか保てたというニーチェ氏の「超人主義」のようなものが存在する。

 

参考

「化生する歴史学 ー自明性の解体のなかで」  鹿野政直 著

「カントを読む ポストモダニズム以降の批判哲学」  牧野英二 著