所有権と量子ビット

織物から始まるプログラムは、パンチカードの「存在と非存在」へと成長した。しかしそこから「スイッチ」の概念に至るためには、存在と非存在の2進法ではなく、「所有権」という概念の理解にまで成長する必要があった。そしてこの「論理回路」が法概念とともに「共有と公」(インターネット)を生んだのである。

 

現在ロボット工学では、最高の知能を与えるために「所有」の概念を模索している。「自分とは何か」がわかっていなければ「所有」は理解できない。そして「自他」の区別を同じ土俵にのせる「量子ビット」もまた、これからの知能の肝である。

 

参考

「ビジュアル版 コンピューター&テクノロジー解体新書」 ロン・ホワイト 著

「ロボット考学と人間 未来のためのロボット工学」    森政弘 著