スイッチング後(IoT)

本書には半導体世界を超えるヒントがある。

 

人間が「スイッチ」を入れなければならないところから、「インターフェイス」が生まれた。それは現在のイノベーション(ユーザーフレンドリー)というインターフェイスに結実した。これが「情報」の本質表現である。

 

しかしこれからスイッチは必要なくなる。モノとモノのつながりが、「人がいなくてもいい」という状態を実現するからだ。いままでのインターフェイスという「人間が使うスイッチ」は不要になる。ではインターフェイスに向かい合わない人間は、今後何と向き合うのだろうか。

 

たぶんそこにあるのは「人工」という「半導体世界の結合限界」ではなく、より「人間に近い本能」のような超世界となる。何ものとも向き合っていないが、絶えず何かと向き合っているという状況に生きることになる。そこには「機械上無意識」の本能的な「欲」があるのか、本能的な「危険予知」や、「俊敏な反射神経」が今後「光速」を超えるのかはわからないが、すべてが存在しそうな気がする。

 

「合理的選択理論」よりもはるかに速い選択が行われることは事実だ。選択というイノベーション的「切り口」の思考もたぶん「デバイス」を超える。人間とその外部は「真部分集合」という装いになるからだ。

 

 参考

「IoTビジネスモデル革命」  小林啓倫 著