土地の強み

日本人には日本の強みが直接分からない。

 

日本の強みは「豊かな水と農地」である。実は環境問題と日本の地方再生と日本の今後の成長産業は農業である。日本の強みは「技術」という抽象的なものではなく、必要な平面展開である。食糧は今後「希少価値」になる。

 

いままで政治(家)が食い物にして弱体化させた農業が、裏返せば日本の強みだったのである。農業を弱体化させつつ、農家を有権者として惹きつけ蹂躙するため、人口経済論的に政治利用していたのは、やはりそれが爆発的潜在力で日本経済をけん引することを「無意識」に知っていたからである。時代は1次産業・2次産業・3次産業へと段階論的には進まない。「行きつ戻りつ」するのである。

 

日本は農地及びそれ以外の土地を不動産価値ではなく、潜在性のある高品質な動産として流動させていかなければならない。品質の高い食料の需要は今後ますます続く。グローバル化において、こうして土地は歩くのである。

 

環境汚染は優秀な人材を「知覚的」に流出させる。住みよい環境は、技術的環境ではないことを観光立国あるいは日本の料理の理念は教える。

 

参考

フェルドマン博士の「日本経済最新講義」 ロバート・アラン・フェルドマン 著