「資源の循環利用」という「記憶」装置

アルベール・カミュ氏は「太陽の賛歌」の冒頭に、「ひとは ― ロマンチスムはなくとも ― 過ぎ去った貧乏な昔に郷愁をいだくことがある」と書いている。・・・・・神山彰

 

世界には格差と途上国がある。そこには沈黙して語らない無名の観客が共有する時代の思いが溢れている。そこに「正しい記憶」などあるだろうか。見えるものに商業演劇も正統派演劇もありはしない。ただそこにあるのは「平民」であったということと「理想」があったということだけだ。

 

もしいまでも「純粋志向」や「大衆志向」が、「軽蔑や蔑視」の「外」にあり続けているとしたら、統合的資源政策として、「疎」な静脈資源を「密」な再生資源にするシステムを完成させ、それを発展途上国にビジネスを通して移転することであろう。・・・・・細田衛士氏

 

参考

商業演劇の光芒」   神山彰 編

「資源の循環利用とはなにか」  細田衛士 著