明晰性の視野

アートなら「人ってほうっておくとこんなものをつくるんだ」という驚きがうまれるが・・・。(しりあがり寿氏)

 

情報に惑わせれないために「見て学べ」のようなものを教える。(松本次郎氏)

 

「傷つける透明性について」

律法の明晰性は、透明性の傷となり、それはさらに深く傷つける。眼球はその透明性のなかで錯乱している。知ではない明晰性はその良き意味のすべてを失ってしまった場所となっている。明晰性は無規範に無目的に「コギト」を苛む。存在は不可能なものを外部に具現した。存在は流刑者を受け入れる余地なき流刑地である。言葉の絶対的な意味における出口なき苦悩の物語である(エマニュエル・レヴィナス氏)。

 

解説3「デカルトからライプニッツへ」

主体の喪失は、できる限り多くの視点でながめているからだ。しかし見る者の位置による幾何学的表象はただ一つである。それが「モナド」という共通感覚である(谷川多佳子氏)。

 

 

参考

現代アートの本当の楽しみ方」  フイルムアート社編

モーリス・ブランショ」  エマニュエル・レヴィナス 著

ライプニッツデカルト批判」上下  イヴォン・ベラヴァル 著