自然環境精神史

自然環境政策は、人の精神史を理解しないと方向性を見失う。初期原生林は迷い込むと人を狂わすものだと思われていた。良識ある人間も野蛮にしてしまう場所(神秘的超越境)とされていた。それが田園や楽園の風景に変貌したのは人の支配による。原生林を悪とし、支配し従順にしても良いものとだと考えた。自然のイメージはこうして加工された癒しのイメージに超出したのである。

 

参考

「原生自然とアメリカ人の精神」  R・F・ナッシュ 著