始める前に捨てるものを決めなければならない。

 

捨てるものを決断できることが、その始まりを保証する。なんでもイノベーションして作れば良いというものではない。経営的混乱の「表象」危機はそこにある。

 

アートディレクター(整理術)とは、ドクターとしてその企業の「表現の混乱」を診断し「表現力」の再生を商品・製品に施すことである。

 

しかしそれは「自己表現」することではない。企業が陥った「病理」としての表現力の「歪み」を治癒することにある。歪んだ自己表現が企業の「原動力」ではない。表現力を治癒する表現を商品や製品に反映(表象)することこそ、健全な社会化(大切なのは相手の思いを「整理」すること)である。

 

参考

佐藤可士和の超整理術」   佐藤可士和 著