無意識の科学(エンタングルメント)

「主観を科学に変える」とはどういうことか?無意識がまず向く。その無意識を別の無意識が「動き」として自覚的し、認識するところから主観が生まれる。無意識の横断現象(パラレル)こそ主観としてのデカルト的認識の発生である。根拠なき無意識の浮遊から自己意識は生まれている。この無意識が無意識を追うとき、「意識の流れ」はその情報を反射的に処理するのではなく、自由な考察や解釈の対象となる。これが基本的な自律性である。つまりこれが「自由意志」という客観であり、科学的思考の萌芽である。意識の科学が「汝自身を知れ」とは、実はここから始まるのである。

 

「意識=量子もつれ」は、そのスタートである。

 

参考

「意識と脳 思考はいかにコード化されるか」 スタニラス・ドゥアンヌ 著