AI

「プログラミング」は行動経済学には重要である。とりわけ人の心のなかに潜んでいるバイアスに目をプログラマーが向けることは、行動主義心理学の学習理論と同じように重要である。

 

バイアスは幾多のエラーに関係している。それゆえそれはマインド・バグと言われている。マインド・バグはIAに深く関係するこれからの経済研究の主要である。

 

マインド・バグという言葉は、うまく働かないような心的な算術的習慣に対し、コンピュータ科学者クルト・ヴァンレーンが名付けた用語だ。望まない心的な自動性に対し、慎重な意識的注意が求められる課題状況がたえず存在し、それが失敗を誘発するからだ。

 

また、カテゴリー化が人間の能力である以上、タイプ分けしたがるのは人間の「さが」でもあるが、これがステレオタイプになるとその正確さは薄れ、そのステレオタイプは通常の好意的ではない否定的な性質のレッテルとなる。つまり無意識に「ステレオタイプ化」したプログラミングは、有用な目的を持たないということになる。

 

プログラミングの未来は、「誰がステレオタイプを用いるのか?誰がステレオタイプ化されるのか?」という今までの陳腐なマインド・バグ(バイアス)をAIはこうして超越しなければならない。

 

参考

「心の中のブラインド・スポット」 善良な人々に潜む非意識のバイアス  

              M・R・バナージ + A・G・グリーンワルド 著