条件づけ

心理学は「心」の科学である。

なぜそれがパブロフの「古典的条件づけ」から始まったか、知る時が来た。

 

ケンブリッジにもはやニュートンはいない。しかしそこに「居ようが」「居まいが」関係はない。アカデメイアにはプラトンが居なくなってからも学堂は「対話」(自己対話)をしようと限りなく訪れた。

 

「存在か不在か」は、考える必要を真には与えない。

むしろ考えるということは、「無関係」なものを結びつける「強度」、存在と不在を超えての条件化だからだ。

 

なぜなら「考えるため」には「自分」に「条件を与えること」だけが必要だったからだ。そして、こうして「条件を与えられた思考」だけが今もなお、人類のために「存在」し続けているのである。

 

 

参考

「心理学」第5版  鹿取廣人 杉本敏夫 鳥居修晃 編

ケンブリッジ数学史探偵」  北川智子 著

プラトンとの哲学」  納富信留 著