決める

自分が求めているものは何か?

人間の動機は二つしかない、「ほしい」のか、「避けたい」のか?

 

少なくとも「ほしい」ものは書かないと生まれない。書くと言う創造行為が、「ほしい」というものを創造する。「ほしい」ものに人は気づくわけではなく、創造するのだ。

 

現実に欲を見出さない例は、政治の思う壺である。

 

中国にはいつも文字があった。画にも写経にも文字が展開繁栄されている。開かれた思考は文字列から始まる。言論の自由は「公表」ではなく、自らの思考と創造力を開くことで、その先の「物」に行き着くことにある。そこには検閲はない。

 

書くという作業によって、あらゆるものが「かたち」を見せる。実際の生活の中では現実を踏まえなければならないが、書く内容は自分で決めることができる。

 

つまり書いて形になったもので世界を変えて行ける。

戦後日本にも中国に共通する文字列があった。それは上手く「物」に結実した。

 

 

参考

「決める」     スティーブ・マクラッチー 著

「ネオ・チャイナ」  エヴァン・オズノス 著

『ひとびとの精神史 第1巻』1940年代 敗戦と占領   栗原彬 吉見俊哉 編