科学と生物(実物以上)

科学的発明は、直接生物を模倣したものではない。

その直観は「生物っぽさ」の発見からくる。

 

だから顔を表現した絵文字は科学的知見である。

直接生物を模倣した科学は、生物にとってかえって負担にしかならなからだ。

 

「実物に似ない実物以上のリアル」を寺田寅彦氏は「漫画と科学」で示す。

科学によれば、人間は直接人間より「人間っぽさ」を愛していることを教える。

 

つまり日本のノーベル賞クラスの科学技術と、漫画・アニメのレベルの高さが同期的であり同質的である理由はここにあるのである。

 

 

 参考

「デザインの骨格」  山中俊治 著