必要用

科学者なら、地球温暖化が本当に存在するのかどうかを議論するであろう。

 

肯定派と懐疑派はこうして生まれるが、人間活動の生活にはあまりこの議論は意味を持たない。

人間にとってはその存在より現象が大きな意味を持つからだ。

 

そしてその存在に懐疑があらわれるのは、そのデータに一貫性が無く不確実だからだ。

しかし人間生活にはその不確実という現象そのものが大きく影響する。

 

そこで本書は、地球温暖化においては科学より、経済学により大きな視野が与えられると説く。

それが「気候カジノ」という不確実性の実在化である。

 

いささかこのカジノ化で人間も経済も興奮してはいるが、大半は誰もが損を被るというのが本書の計量経済学である。

 

たぶん気候だけでなく、地殻にも気候変動は大きな影響を与えているはずである。

そしてそこにも予測という科学は存在できず、計量経済学という人間科学の政策が新たに必要用となる。

 

参考

「気候カジノ」経済学から見た地球温暖化問題の最適解  ウィリアム・ノードハウス著