リスペクトの意味

知能が上がると「リスペクト」の衝動が生まれる。

生活環境から一段階離脱する、それがアートというリスペクトの誕生である。

動物的には「ディスプレイ」という求愛行動に表れる。

 

興味を持つというは、リスペクト(畏敬)を持つということだ。

t考察・探究・創造の始まりである。

 

これはリスクを取るという「生ー自然」の衝動として動物が持つ知恵(創造力)である。しかしこのリスクだけでは危険であるから、「中庸」で緩和するために「信用」と「契約」が識字率の向上とともに人間社会で生まれた。

 

つまりアートはリスペクトそのものであり、互恵性という相互扶助を内包していたのである。ゆえに貨幣もアートである。互恵性を持つからだ。

 

創造力の中心にはリスペクトとしてのアートがあり、そこには互恵性が内包されており、そこに相互扶助の経済行為が「創造」として生まれた。

 

このリスペクトを忘れて創造に突き進むと、それは「リスク」だけとなる。互恵性へ道が「生」から外れてしまうからだ。

 

参考

相互扶助の経済」  テツオ・ナジタ 著

「人類と芸術の300万年」  デズモンド・モリス 著