答えはない

本書は「HOW TO」本ではない。

日本教育のように、「決められた回答」を競う「同質社会化」のための階層的ピラミッドを作るために暗記力を鍛える「HOW TO」と本書は無縁である。

 

リベラルアーツとテクノロジーの交差点には「哲学」が必要だ。学問とは勉強を超越する勉強である。理解できないかもしれないが、「答えのない問題」を一生懸命考えることだ。「答えを出さない思考」の持続可能性、これは生涯、人生設計に似ている。

 

日本の大学は嘘かホントか知らないががとにかく「答え」を与えるが、アメリカの教育は、とにかく学生たちを悩ませるのである。何のためにそこまで学生たちを悩ませるのか?

 

どんな時でも、決して誰にも「奪われないもの」を探し、見つけて、育ってほしいからだ。これは生き方を決める勉強である。

 

参考

「ハーバード式 脱暗記型思考術」  石角友愛 著