普遍世界から地域性への変貌(ルネッサンス)

ルネッサンスは人間性の解放であるが、そこには教会権威からの離脱(不安)もみられるため、その両義性は現象としての地域性の問題をあらためて提起した。

普遍的世界観から人間社会(生活世界)へのこの実存的離脱は、半島という都市国家から地域国家へ進展し、そしてネイション(国民国家)へと向かったのである。

そしてこの「地域性」こそ、古代ギリシャ・ローマの人間性の復古であったとみることができる。

 

参照

ルネッサンス史」  西本晃二 著