曲線の意味(つまり誤差)

何度も読み返すことで、重ね合わされその像は3Ⅾのように浮き彫りになる。歴史や実在、空間や時間を超えたリアルになる。

 

ピタゴラスは小石のパターンでピタゴラスの定理に行き着く。石の並べ方で平方数と三角数を考え、その性質を図形・点で比較する。そこからアレクセイを一辺とする正方形とニコライを正方形とする一辺が、Ⅿ理論に匹敵したのである。

しかしその前にあるのがデカルトの座標である。歴史は真実のために誠実に「前後」する。デカルト座標は面積をアレクセイとニコライにグラフ化し、重ねる。そうすると曲線が点により可視化されたのである。こうして平行線公理に関係なく平面図形は曲線(双曲空間)を発見した。

ガウスはその「曲線」が「確率」や「統計」の中核になることを掴む。つまり「ランダムな誤差は平均値を中心として釣り鐘型の分布になる」ことを解いたのである。

ここまで来てガウスが曲線を「誤差」と考えていたことが初めてわかる。これは革新的であった。つまり行列(M理論)の対角要素が近似的に座標のようなものになることを逆発想させたのである。これはピタゴラスの定理の着想にまで再びさかのぼるのである。

さらに重ね合わせれば、必ず未来(数創)は見える。

 

 参考

ユークリッドの窓」  レナード・ムロディナウ 著