2015-02-25から1日間の記事一覧

自己証明と説明責任

公害等の環境政策は従来行政の「規制的手法」がとられていたが、経済活動の「民間主体」が現在である今、行政は規制しうる正確な「情報的手法」を持ってさえいない。されば「経済的手法」という「保全政策」の結果すら評価するすべがないのである。 つまり歴…

主張と主義の歪み

憲法問題研究会、そこに集まったメンバーは、「平和憲法」と呼ばれる日本国憲法の基本的精神を、「平和主義」ではなく「国民主権」に見出す。 平和を議論・主張する人は必ずしも平和主義者とは言えないからだ。「武装平和論」を主張する思想もあるからだ。そ…

共立平面と脱領土化(超歴史のイノベーション)

本稿は、「イノベーション」を揶揄するものではない。 なぜ「歴史を超絶するイノベーションの時代」になったかを、説明するものである。 共立平面は「トリップ」を提案する。それは「超コード化」されている感じがする。共立平面とは「共同の空間」の創造で…

バーチャル民主主義

政治権力において、政策ポピュリズム以上にバーチャル民主主義が台頭している。 それは「敵」を仕立てることからはじまる国内体制の引き締めである。 そこにあるのは「反」という感情を煽ることで、権力を合理的に「一極集中」させる方法だからだ。「官製デ…

未来ゲーム

目次でわかる生活者市場予測システムがここにある。 ①40~60代の資産のうち富裕層は63%、貧乏層は2.5% ②富裕層ほど健康、貧乏なほど不健康 ③60代富裕層は美術館や食べ歩き、貧乏層はゲーム ④40代は家族とゲーム、50代はコンサート、60代は観劇もする男性 ⑤…

日本とフランス

日本の思想は、「繰り返しの想起と反復」である。 ゆえに「外と内」の「受容と選択」という「相対主義」では括れないのである。しかし、そこに「起源」はないが、深い哲学がある。フランス現代哲学と同期する。 ここから日本という境域が存在しないことを示…

国民の満足

統計学の資料をいかに理解するか、それには理論の組み立てを「先行」させる必要がある。つまり資料は事前にも事後にも意味(解釈)を変えるということである。つまり出口調査で意味を変える。 本書にある外需主導から内需主導へと経済構造転換を考える必要が…

知識学と公共接続

「フィヒテ」を読む、とは、孤独な読書には向かない。 そのテクストは「揮発性」ゆえに、固定化した内容は無く、公共にともされ、議論されるべきものとなる。 フィヒテ氏の「障害」とは自我がその基礎をなし、なによりもまず客観の世界を(反)定立する機縁…

知のバリアフリー

自立と支援は対立しない。自立が独立して存在でき、他の個体からの支援を受ける必要がない、他の個体に依存したり従属したりすることがないなどと、現代思う人はいない。介護や福祉に「自立支援」という言葉が存在してきたからだ。身体の所有権が「所得」に…

流動化のために

損益計算書において「労務費」はコストとされている。 しかし東アジアに対し賃金水準の差で利益を得るというビジネスモデルが困難になりつつある以上、パラダイムシフトし、労務費を「固定費」ではなく、付加価値として計上しなおさなければならない。そのた…

書相

「サイン」でもなく、「印」でもない、それが「書相」である。 統一的音声言語が存在する以前、東アジアでは「筆談」が意志疎通の手段であった。 それは詩の応酬現場(祝祭・風雅の場を含む)から始まる。これが書相という外交(政治)の始まりである。 それゆ…

雇用の経済学

資本主義の展開にともない、「自営業」(自衛業主+家族従事者)の割合は減少した。自営業の衰退は、学歴主義を強め、学歴社会の成立に寄与した。自営業の衰退は、「通俗道徳」の衰退をもたらした。通俗道徳の衰退は、学歴主義に対抗する「倫理観」が衰退する…

展開の逆数

古代バビロニア数学に隠されていたのは「数表」である。 「横並び」に数字をならべること(粘土板・プリンプトン)で「計算」速度が各段に増すという都市のための数学である。それは「書記」と呼ばれ「貸借対照表」の萌芽である。 やがてその組織的な数表の…

基本

何事も「基本」が大事。「基本」に立ち返る。 この意味を考察する。 「基本」とは「どこかにあるもの」でも、誰かが「決めたこと」でも、「固定された事柄」や「知識」でもない。「継続的に実践することが難しいこと」、それである。 ゆえにキーワードは、「…

エネルギー系から情報系パラダイムへ

本書の基本は、従来性からのパラダイム・シフト(トマス・ク―ン)にある。それは生体をエネルギー系から情報系へと、パラダイム変換することにある。 そのキーワードは「再教育」である。免疫系で考える「再教育」である。 病気を認識できない免疫系に再教育…

双対系のスタート期

数学的Ⅹの研究方法を黒川氏はやさしく教える。 A Ⅹ⇒Ⅹ(ⅩからⅩへの写像を考える) B Y⇒Ⅹ(他のものYからⅩへの写像を考える) C Ⅹ⇒Y(Ⅹから他のものYへの写像を考える) Aが代数、Bが幾何、Cが解析と呼ばれる考えであると。 写像を「思い」あるいは…

先2

「卓越」の概念はわかっていても、その仕組みがわからなかった。しかし実は「地位」が人をつくる、それが答えだった。 地位は「選ばれて与えられる」ものではない。失敗することも含めて「信頼すること」で与えられる、託されるのだ。地位は「先に与えられる…

本書は、湾岸アラブ諸国の現在を語る。 資源国ゆえに金はある、しかし人手がない湾岸アラブ諸国は、フィリピン等の移民労働者にその経済パラドクスを解決してもらう。共存と言えば共存であるが。 しかし本書はそこにある移民労働者への「社会参加の制限」を…

労働経済学になりそうか?

本書は、湾岸アラブ諸国の現在を語る。 資源国ゆえに金はある、しかし人手がない湾岸アラブ諸国は、フィリピン等の移民労働者にその経済パラドクスを解決してもらう。共存と言えば共存であるが。 しかし本書はそこにある移民労働者への「社会参加の制限」を…

可能性の体系

言葉は「変化」するから「存続」する。 しかし言語変化は、言語が持つ「本来の安定性」に対する逆説のように見える。 言語と科学主義の対応(機能主義)が、「正確さ」ということに暗黙裡に含まれてしまっているからだ。 しかし言葉は「創造」されながら使わ…

延長

「設計的アプローチ」と「デザイン的なアプローチ」の違いを考える。 「設計的アプローチ」は一方向であり1回かぎりであるが、「デザイン的アプローチ」によれば「かたちは帰着点」であることから、「かたちは問いかけ」であり「新たな出発的」という答えの…

ガラパゴス化の真髄

人間中心主義(生政治)のあらわれを検証する。 「生きること」が「労働」から「消費」に変わった。 生産することを中心に回っていた時代は皆「平等」であったが、消費することが中心の社会になったところから、お金持ちは何か優れた人間だと思われるように…

凡庸化の肖像

小説家も政治家も消費者も、それが望むものは見える。決して見えなくはないのだ。 しかしそれに媚びを売り、相手が気に入るように意識すると票は集めれるが、創造力は枯渇する。 大衆は一般的なものを求め、独創的で創造的な部分を割愛し嫌うようになるから…