心理操作の歴史学

ゲノム編集も戦争や宗教と同じである。 最終的に「心理操作」という形で使われることはないのだろうか?という懸念である。 キーワード:脳科学 洗脳 AI 参考 「生命の再設計は可能か」 ジョン・パリントン 著

閲覧の本質

大規模な現象はなかなか見られない現代ではあるが、ミクロからマクロへの反転を可能にしている瞬間は必ずあり、それがいずれ大きな社会的変化につながる場合がある。 最近のゲームの楽しみ方は「やる」以外に「観る」という行為があり、それが最後には閲覧文…

刑事責任と行政責任の現在

「保険制度」も曖昧のまま、産業界も「バスに乗り遅れまいとする考慮からか、各社が競って原子力産業に飛びついた」傾向から考えて、日本の場合にも事故調査と責任追及においては、「刑事責任」追及よりも「行政責任」追及が前提であった方が望ましと本書は…

離散数学 民主化 自動化(AI) 

一定の技術が民主化をもたらすことも、権威主義体制(技術決定論)をもたらすこともある。技術が利用され、埋め込まれた社会経済システムのあり方は技術の社会的決定論である。 いま情報技術の進展は政治のあり方の変容をもたらしつつある。軍事技術の発展が…

肯定的な水準

なぜ法はその保護を、感覚あるあらゆる存在に対して与えれはならないのだろう?人間が法の保護を呼吸するあらゆる者に拡げる時が来るだろう。われわれは奴隷の状態に注意することによってそれを始めた。われわれは自分たちの労働を助け自分たちに必要なもの…

原作が作者不詳となる日まで

世界の主とライオンは会話する。生活を単に「拡大再生産」して行かない思いを語り合うのである。 「わたしは大きくはならないよ。けれども、あんたが年ごとに大きくなるにつれて、わたしはそれだけ大きく思うのだよ」と。 ただ「大きくなる」ことだけではな…

「正史」と「量子もつれ」

今でさえ、大きなすれ違いや、わけのわからない隠れたもつれはある。 気象予測の精度が上がり大規模農場化が可能になったとはいえ、規模ゆえに集中と刈り入れ時短が品質を左右し、穀物がすべて肥料や飼料に回ってしまったとき、今度はその流通と倉庫の精度連…

日本語の「存在論」

日本語には、「聞き手」に究めて大事な席が与えられている。それは「そこ」と「それ」である。 指示語の体系は、みずからの言説を聞き手の領域に差し出している。この差し出された客観世界の写像は、言語主体の世界に対する「意味づけ」の表現である。この各…

不思議力

「銀魂」と同じくらいおもしろいものは、まるで人を研究している研究所だ。 お望みなのは「メインストリーム」である。 キーワード: 福田雄一 参考 日本テレビ 「今日から俺は!!」

一斉(認識論的切断と基礎づけ)

方向性とは解放の領域、すなわち独立の単位をいかに同定するか、つまり植民地ごとに独立を達成するのか、それとも複数の植民地がまとまり独立するのか、あるいは逆に植民地内のそれぞれの民族集団ごとに独立するのかという問題である。 国際的条件、そして域…

基礎づけと反復(内在化)

要因効果を同時に推測する「直交配列実験」のアイデアは、「交互作用」と呼ばれる効果を推測する「組合わせ実験」である。 そしてこの交互作用と組合わせの比較は、大幅に「実験回数」をも減らした。 「基礎」とは単なる「開始」ではない。開始とは、事物が…

パワーエリートの系譜学

ミシェル・フーコー氏の「知の考古学」から現代日本の沿革を描く。 明治から海外視察は行われた。政治も学問も海外を直接知る者からもたらされた。そこに両義性が生まれた。帝国主義の野望と情報戦略である。翻訳は学のパワーエリートとなり、海外特派員は情…

ゲーム理論と内生的選好

繊細さは、サービスであり内生化された居心地の良い経済人効率である。 大衆を通して生まれた「世論」政治は、「政治のメディア化」の流れのなかで、情報の真偽を超えて主観化(繊細化)された。 サービスの低下は、いま質の低下という形で統計に表れない「…

「エピステモロジー」試論

科学認識論をキリスト教の流れから認識論的切断として試みる。詩的想像力はガストン・バシュラール氏の方法論に従い、「生」の概念は、ジョルジュ・カンギレム氏に添う。 宗教的認識は時代を科学へと導く。キリスト教は改変や変質させることではなく、流れを…

物理(技術から知覚の拡張へ)

「熱を見る、熱を聞く」、こういう表現が可能なことを、電場や磁場を発見した人間すら理解できない。比喩程度の事と軽くあしらい勘違いするであろう。しかし「三角測量」を本当に見出だしたのは、視覚ではなく「音の物理」である。 マックスウェル氏が発見し…

循環の歌

何ができるのか?人は悩む。通い、かつ誤解を受けないためにも。 後藤新平氏は、関東大震災の復興事業として、広い道路をつくる。道路の両端には歩道が設けられ、道路の中央には街路樹が植え込まれた。緑を持ち込んだのである。しかし広い道路など無駄だと考…

経済生産性(ASEANの平和生態系)

本書は秀逸である。 ASEANは、域内の政府によって保有され管理されてきた。しかし、この地域の継続的な成長と成功を確保するためには、ASEANの所有権は政府から人々に引き渡されなければならない。 そうなれば、ASEANは世界随一の地域機構と…

歴史コースと啓蒙

人類史を見ても、近代史を見ても、いまの国際秩序を予測することは難しいが、一つのファクターとなるのは、予測できないテクノロジーの描く国際秩序であろう。 すでに歴史のコースは、技術のコースである。しかしテクノロジーが、啓蒙を完成させるわけではな…

グリーン復興というオプション

自然資本は、新しいまちづくりのベースになりえる。 「震災以前は、自然も大事だけど、それだけでは食っていけない」と思っていた人々も、直後の厳しい時期、ここでは水と燃料が何とかなったのは、豊かな自然があったからだと気づく。 地盤沈下や新しい干潟…

未来予想

俳句の世界から散文の世界へつながるように、進化の遺伝子は韻とリズムを踏んで10文字以下の文字からはじまる。繰り返しであるが「変化を伴う継承の理論」がすべてとリズミカルにつながってもいる。 テレポーテーションもタイムトラベルの発想も、単にコピ…

文化とリアルネットワーク(ゲーム均衡と説明責任)

学校が押しつけてくる公式規範を茶化し、それを超える認識と実践の諸様式を獲得して行く過程が、近代命名された「文化」の創造性と洞察力である。ゆえにクリエイティブ産業は、資本=文化に取り組んでいかざるを得なくなる。しかし日本の消費社会には現在陰…

科学哲学の射程Ⅱ

科学哲学は「ウイーン学団」に始まるとされるが、オーギュスト・コント氏の「実証主義」と「マッハ主義」の影響を受けている。しかし本当の影響力は、D・ヒューム氏の「懐疑論」にある。 そしてそこにあるのは「原子論」の議論ではなく、カール・ポパー氏の…

新存在論

実はインスタグラムに「写真」は存在していない。そこにあるのは「リアル」である。 雑誌や公式サイトに掲載された加工物(写真)はリアルな世界ではない。あたかも一般人が写したかのようなもののほうがリアル(身近)に感じる、だからそこにインスタグラム…

エネルギー問題の正負と微生物の関係

自然は、人間経済に従順に収まるものではなく、人間すべての努力を包み込む経済であり、それなくして人間の努力はむなしい。 それはエネルギー(石油)問題から始まり、感染症、食糧問題に関して、現代のグローバル環境史においては、自然界の微生物・細菌が…

クラウドの本質Ⅱ

本書は秀逸である。ネットワークの次なる本質に迫る。 IT業界でアマゾンは、世界最大の企業向け「クラウドサービス提供会社」として認識されている。 アマゾンの投資先は未来を示す。それほど企業への影響力は大きい。 なぜならアマゾンの先頭(利益)はクラ…

別・送・界の歴史

「死者の街」の創造演出が、聖者崇敬(聖墓と聖者)を生んだ。これはあまり知られていない歴史である。 死者の街は、すべての社会階層の人々が彼らなりのやり方で関わるという意味での「公共性」を持ち合わせていた。 聖者崇敬慣行の全般に関わる人々や一般…

有権者

財政再建や本当の経済再生を政策とするなら、有権者の幅を再検討すべきである。それは有権者の層を票取りに利用しないことだからだ。憲法を改正するならこのような倫理に委ねられるべきである。 働きざかり(納税者)に政権を委ねたとしても、子供や高齢者へ…

技術vs人脈

人脈づくりがリーダーの力量を左右することを認識している企業は、マネージャーが無理なく自然に人脈を広げられるような支援策を講じている。 カルロス・ゴーン氏も組織の壁がボルトネックになっていると気づき、さまざまな部門のミドルマネージャーたちで構…

松浪信三郎氏が語る「存在と無」の全容 

「他」が或る見せかけの存在を持ちうるのは、「意識」という資格においてでしかないことに思いつくことが対自である。 存在も他も、「類概念」ではない。 存在は、むしろ一つの個別的な冒険である。それゆえ即自と対自との分かちがたい全体は、「自己原因的…

自由裁量労働

問題解決者から課題設定者へ移行しなければ未来は見えてこない。 オーセンティック・リーダーシップは、やはり「未来からの逆算力」には重要である。 参考 「マネージャーの教科書」 ハーバード・ビジネス・レビュー編集部 編