VRと視覚(存在と不在の間)

ベクションはVR学会と共にある。 世界は動かない。だから辻褄を合わせるために自分が動く。つまり「地」が動く。 しかしそこに「物質」(図)らしきものが存在すると、脳の無意識的推論としての「ベクション」(自己移動感覚)は極端に弱くなる。 つまり人…

選択行為における自己価値の現れ

第1話を見て、たぶん育ちのいい人間なら、わかるドラマであると直感した。 きれいごとは誰でも言えるが、その本性は好みや趣味にあらわれる。その意味で「現代」という選択肢は、昔より、性質の危険度を知る上で有利である。ゲームが好きか、おしゃべりが好…

本物

古坂大魔王氏もそうだが、インスタグラムの女王も偶然の産物ではない。 クレイジーだが、考え抜かれた世界の構築である。ゴシップは自己啓発書であるという考えは、ビートたけし氏の本質直観と同じである。ある段階でゴシップ(スター性の発現)は必然的に生…

二重化・対称性の破れ・不在・予想

強力な原理の重要さは、それによって「新しいことが予想できる」ことにある。予知できるのである。量子力学の哲学的意味から言えば、位置と運動量を正確に測れないとしても、その基礎は予言の能力に置かれているのである。 その理由は以下による。 「しるし…

組み合わせイノベーション「安定同位体」

生態系の構造と物質の流れは、同位体(生元素同位体比)に規定された統一性を持つ。 同位体比の変動は生物種に依存しない。 大気を含む水系に沿った同位体2次元マップは、食物網を含め、同位体効果を表す。 キーワード:安定同位体 同位体交換平衡 参考 「…

経済予測の「想定外」?

1、高学歴により知能面では優秀だが、ロボットにより職がなくなっている? 2、高学歴で知能面では優秀だが、就職したい人間の意欲的は減少している。 倫理も上記と同じ高学歴の次元にあり、減少傾向にある。 「人間は馬と同じ運命をたどるのか?」 人間は…

多孔理論V5(群速度・位相速度)

大気中の視環境の形成には水が大きな役割を果たしている。それは地上に達する光線の量を左右することによって、視環境と熱環境の双方に重大な影響を及ぼしている。 佐藤氏の「観測」への関心は示唆的である。 「深い縦穴の底からは昼でも星が見えるか?」 影…

超解釈(浮)

浮き彫り構造は、負担を軽くする物質思考(相互浮力)である。 たぶん否定神学も時間の間隔化も同じ浮彫の構造だ。 流れは伝達を直接意味しない。全体を「通して」、そのお互いの浮力にも似たものが相互作用し、その存在(器)をたえず軽くして、成長を促し…

フィールドワークの叡智(天文)

フィールドワーク(調査における仮生活)は直観(同定)するに決まっていた。 天文学に支えられた記念碑的建造物の誕生は、フィールドワークと基本的に同じだったからだ。 知ろうと思う事、集めようとする情報のために、そこに「みつぎもの」以外の定住に近…

DJとMC(大人になるための美しき戦い)

東京渋谷にDJポリスが登場したとき、「大人になるための美しき戦い」はすでに始まっていた。本書はそのヒップホップをMC(文学)として、現在の世代に広く語りかけているのである。 参考 「美しき闘争」 タナハシ・コーツ 著

思考の水脈に光をあてる

「維管束植物」の誕生は、「多孔理論」の必然である。 「予測」という思考の流れはまず「葉序」にあらわれ、流れのさらなる細分化により、予測可能は垂直の流れの平面展開を可能にしたのである。 キーワード:水 光 流 思考 参考 「化石の植物学」時空を旅す…

変容する偽装・隠蔽の文脈

本書はコンパクトな良書である。ここからさらにブラックボックスを除く。 人間性が素人化するのは、情報社会だからである。「文脈」を隠すブラックボックス化で、どうにでも利益誘導できる技術が巷にあふれたからである。 この科学技術は、近視眼と健忘症化…

成長の心地よさ

「ホワイトカラー」から見る間取りは、「願望」をあらわしているが、「デスパレートな妻たち」の住まいは、「個性」を表している。 たぶん今後ステータスで考える人には輝ける場所を見つけることはできない。経済性成長という従来の開発経済学の主張で「途上…

スタア誕生

ジャンルの交替に目を奪われる必要はない。ベストセラーコードでもそれは今日に通ずる。 1、風俗人情を実写し、浮世の状を細かく穿つ 2、実録伝記に似つかわしくして、人間の盛衰時世の治乱を説く 3、人を導くために話しを設け手近く面白くせしもの アル…

歪み

自分が「正気」であることを主張するために、いちいち人をつかまえて同意を得ようと話しかける群衆的弱さは捨てるべきである。 フラットランドとは、さまざまな次元を相互に結びつけ成り立つものだが、それゆえに異次元間の移動を理解するのが難しいことを知…

既読

境界をわざと曖昧にして、都合のいい時に境界主張する我田引水派は、没落への道である。協調性のない領域主張(独我論)で滅びた集団は多い。迷惑な話である。 例えばLINEの既読だ。 既読はなんのために? 災害時の存在安否のために、というのが正論のよ…

腹話術師

本書は秀逸である。 帝国の支配下で、帝国の言語で発言する被植民地人は、一種の腹話術師である。彼らは一つ口で二つのことを話す者、二枚の舌を持ったものである。このきわどいゲームは彼ら自身も分裂し破壊する。同時に彼らの存在自体が母国語、国語のアイ…

ミード氏の関係性

政策に功罪があることをまず踏まえ、ダメな時はすぐに次の策を打つというのが、ケインズの思想である。 ケインズの「貨幣論」は次の一手を「企業家精神」に例える。 「もし企業家精神が発揮されるなら、節約がどうなっていようとも、富は蓄積されるであろう…

自動筆記の未来

連続性は「思考力」には重要だ。 書くという事は、キーボードを叩くより、思考に向いている。音声は一過性のデータなので、それと対話することはできないが、手書きは「書き出し」により対話することができる。それが直接思考を育む。手書きは思考の表現力も…

拡張

人は3個以下くらいなら、「スービタイゼイション」という認知神経科学ではあまり解明されない数把握能力を持つている。 「見ただけ」で数えなくても瞬時に数を知ることができる。しかしそれ以上となると人は「数えなければならない」から、「記号」という工…

多孔理論Ⅴ4

「進化が予測できる」ということが、「脳の仕組」(流れ)かもしれない。 系の配置は、中を通過する流れを良くするように進化するからだ。「樹状構造」は「フラクタル理論」ではなく、「コンストラクタル法則」で説明される。これは「結晶化」や毛「細管現象…

デザイナーと洋裁

本書は秀逸である。 日本における「デザイナー」は、「身体の平等化と民主主義の実践」の中から登場したのである。これが「洋裁文化」の正しい位置づけである。 参考 「洋裁文化と日本のファッション」 井上雅人 著

「過剰」とは「省略」され「荒地」化された状態の別名である

メアリー・シーコール女史は、人種差別と偏見のために、ナイチンゲールと別の扱いを歴史上受けた。しかし飯田武郎氏は、D・H・ロレンス氏研究の中で、自立した女性の中からそれを再発見した。 柳瀬尚紀氏は、将棋の羽生善治氏が故升田幸三九段を評した言葉…

集合記憶とリバイバル現象

「集合記憶」は、必ず「リバイバル現象」に向かう。 集合記憶は、記銘や保持の過程よりも、現在の視点から過去を「再構成」するという、「想起」に重点が置かれた概念だからである。 これは、誰かと映画を見てその感想を語り合うことや、同じ本を何度も読み…

視覚の上の言語の基礎

ことばは、イメージに形を与える「彫刻刀」である。 しかも時間経過である「前から後ろへ」、「後ろから前へ」という「推論」に強い。 意識の時間軸は、口承によって確実に未来へと広がった。ゆえに「災害伝承」と「死者供養」から始まり、記録(レコード)…

二重否定論理(ヘーゲル弁証法からマルクス経済学へ)

「生産特性」より前に存在したのは「調整ルール」である。「否定の否定」という「ヘーゲル弁証法」を「逆立ちした弁証法」であると言ったマルクス経済学の意味を考える。 はじめにありきは、「安定性は積極的な調整に基づく」ということである。酵素調整や神…

ミラーニューロン

嫌いな人間のそばからはなるべく離れた方がいい。無理に一緒にいて克服しようとすると、その嫌いな人間に自分も確実に似てくるからだ、と言う。その声のトーンまでもが似てくる。 これが「伝染する」ということなのか?それとも「同じ武器」として無意識に身…

サービス

岡田惠和氏の作品は心地良い。 「ビーチボーイズ」「アンティーク 〜西洋骨董洋菓子店~」「バンビーノ」「ひよっこ」という作品の数々にはモノを超えたサービスがある。 タダで出来るサービスとは、物によるサービスではないから、負けること(価格低下=価…

一見反論できそうもない因果論も、所詮利益誘導のたくらみである(我田引水)

本書は、データを公共政策の集約に使う点で優れた知見を示している。 *認可保育所を増やしても母親の就業率は上がらない。 認可保育所が私的な保育サービスを代替(乗り換え)するだけになってしまった可能性が高い。おそらくもっとも強い代替関係があった…

限界を示すあらたな啓示

ニールス・ボーア氏は、「量子論」において「視覚情報」を捨てた。「強い相互作用」と「弱い相互作用」が視覚では表現できないからだ。このことは賢明な選択であった。その理由は以下に示す。 幾何学の点は、我々のイメージでは「沈黙」と「発言」であり、最…

飛躍のイメージ

かつてカール・マルクス氏が言った「命がけの飛躍」は第二の段階を迎えた。 第一段階は、商品が貨幣になり、貨幣が商品になり、貨幣だけが商品から自立したこと。 現在来ている第二段階は、商品としてのITが、貨幣をも超えて、ITだけが自立することであ…

原始的な誰にでもわかる動機

行動を促す文章でなければ伝わらない。 登場人物が「どのような人間か」は誰かのセリフなどではなく、行動によって伝わらなければならない。 参考 『ベストセラーコード』「売れる文章」を見きわめる驚異のアルゴリズム ジョディ・アーチャー&マシュー・ジ…

なぜ貧しくなるのか

ポピュリズムは国を貧しくする。 有権者の判断軸を長期化する施策(仕掛け)が必要だ。 参考 「財政と民主主義」ポピュリズムは債務危機への道か 加藤創太 小林慶一郎 編著

仲間

あなたは、10代・20代・30代・40代・・・・・・??。 年齢を重ねれば、友達の質は変わる。 いつも同じ人物を「こねくり回している」会話人から、離脱するのは当然である。 「同じ人間」をしつこく話題にしなくても、十分守備範囲(芸能・文化)は広…

根源的な強さ

しょうぶ学園のヌイ・プロジェクトを見る。 何かを作るということが規格外である場合、根源的な力を得ることは難しい。 何に向かっているかという自覚なしに選択と集中することは、結果像がイメージにない。しかしそれでも進めるのは、過程にその充実がある…

ノーベル経済学賞の言語を理解する

「可算名詞」と「不可算名詞」は、「時制」の表現と同じである。これが日本の経済学と物理数学にない欧米人の思考方法である。 「均一性」のあるものは、切っても数えられない(抽象・概念)。しかし違う輪郭ができると、それは数えられるものになる。 時間の…

天文学から水準器へ

本書は大きなヒントをくれた。 シュメール人の60進法や度は、360日という「周期性」から来たと考えられている。しかしタレス氏はアルケーを「水」とした。アルキメデスに至っては、そこから「アルキメデスの原理」(微分)や「浮力」・「天秤」の概念に行き…

ハードルを引き下げたものは何か?

本書は秀逸である。 「贈与」という文化から、贈答儀礼という「権力」(忠誠)に端を発し、それはモノから「債権」という「交換論」に発展して行く。債権はもともと「顔の見える相手範囲」で行われていたが、やがて「文書」に重きを置く顔の見えない交換(第…

人権問題と保護貿易主義

何であれ、新規の真実存在は一つの「発見」であると思われているが、プラグマティズムではひとつの「発明」であると考える。それは一人の発明であっても、すでに「多元的」に根を下ろしているがゆえに、拡散的成長が可能だからだ。実用性とは、多元性がある…

所得平等から存在平等の剰余サイクルへ

国家とグローバルの間にもはや差異はない。ゆえに国内と国外の問題区別はない。だから直接経済学(為替や所得)に出番はない。 ゆえに「ふてくされて、毒を吐く」頽落の諸カテゴリーからは外れる。所有することの彼方、存在の平等に向かうのである。身の置き…

引き算

混乱を収束させる。 まず「読み」は、創造ではない。必要のない、考えなくてもいい手を絞り込む、つまり引き算して行くことから始まるという。この「ムダの排除」が「直観」である。正しい答えとは限らないが、明らかに有効でない解を捨てることから、始まる…

木材腐朽菌・オートファジー・寄生・共生・エネルギー機構

オートファジーと木材腐朽菌は、「寄生」の生い立ちを説く。 植物から生まれ、エネルギー機構を創る生と死は、ここに共生ワールドを完成した。 時間のエネルギー成分はこうして構成されたのである。 キーワード:ブドウ糖 セルラーゼ セルロース リグニン 参…

直系

関孝和氏のベルヌーイ数・冪乗和の公式は、「算木」を継承し、超えているからこそ、日本人たる私は、ジョン・ホートン・コンウェイ氏の「ライフゲーム」まで素直に理解できるのである。 キーワード:八卦 代数 参考 「関孝和論序説」 上野健爾 小川東 小林龍…

日本語思考(反省以前)

「かなし」という、「自分の力ではとても及ばないと感じる切なさ」は、他者に向かって、「あわれだ・かわいそうだ」と言う意味に使われ、反射的に「悲しむ」という「悲」は、「慈悲」になっている。ゆえに「いたわり」「あわれみ」「いたみ」は、「かなしみ…

千早振る

「ちはやぶる」「大原や」にみられる「神代」の語の表現は、「源氏物語」へと変質して行く。そして「見立て」や「やつし」は、やがてパロディーの源流となって行くのである。 キーワード:白居易 参考 「伊勢物語の生成と展開」 山本登朗 著

利用のイメージ(聴衆)

現代から見た「クラシック音楽」も、「政治利用」や「民衆利用」のために分かりやすさ、伝わりやすさは、同じように追及されてきたのであるから、現代音楽同様、「民」との距離を狭めてはいない。 むしろ「無調」の「抽象スタイル」をクラシックに当て嵌めよ…

「観測可能」の科学と「監視」の法

科学で白黒はつかないが、科学は間違いなく白黒を使っている。たとえば原子力の平和利用なる理念は、善悪二元論(効率善)のようである。とても「陰陽」のような人を「養う」構成ではない。 計算モデル(補正・拡張型)にも図形を使った考え方と級数を使った…

二重の法(物理と私)

私を世界に連れ戻す。それは陰陽の割裂としての昼と夜。導関数にあたるものがほかにも存在する。計算できないものが「接線」として確かに存在する。 「われわれの目が触れ合うときは、昼か夜か?」眼差しは見えない夜に直接触れ合っていると言えるのか? こ…

医神

伏羲は、結び目(網・綱)から漁・牧畜を教えた。 八卦は結縄と関連し、暗号という記録を考案した。 キーワード:暗号理論 結び目理論 参考 「醫の肖像」 日本大学医学部同窓会 編

脳と荒廃

業界紙は癒着関係にあるが、専門紙は独自に動き出す。 「セメ」を「踏」み、繰り返し歌い上げて行く。 脳は解決すべき問題を示すイメージに関心を持つ。特に曖昧なイメージに関心を示すのは、それが解決するべき問題を表しているからだ。それには先行する一…