国民(再接続)

本書は秀逸である。 「多数派」が間違ってしまうことは「民主主義の弱点」であるが、個々人が「善き人間になる」という解決策も間違っている。「全体主義」でもなく、「外部環境の変化」にも強くなるためには、「接続」が「利益分配の機能」だけでは不十分で…

メガ!

イメージとは「受動的に」みるものではなく、能動的に想像力を働かせ、イメージと対話するものである。この能動的姿勢を保てるかが、デザインの力である。日頃机上の小さなものばかり見ている世界から、「桁違いに大きなもの」を見ることもまたデザインであ…

通信情報技術依存・防衛・三権分立

日本社会の「安全」(治安)が印象的なのは、「三権分立」が機能しているからである。しかし通信情報技術への高い国ほど安全ではないと日本も言われるようになった。しかしそうだからと言って情報が「国家一元管理」されては、プライバシーや人権侵害となる…

再現性の希望

毎日が「同じ」であることを望んだ。「再現性」は神と自然に望まれた。飢饉や洪水は変化だった。やがて変化すら変えられる再現性を望んだ時、「確率概念」の科学が生まれる。 一般通念としては、「繰り返し」が重視されたからだ。 経験についての予測を得る…

ノーマルとは何か?

「失われたものを数えるな、残されたものを最大限に生かせ!」 この言葉には含蓄がある。社会の矛盾した縮図だ。 「戦争負傷兵士」のための「リハビリテーション」が、自分の存在理由さえも失いかけていた患者たちに生きる悦びや希望や可能性を「スポーツ」…

小選挙区と政治モニター

本書は秀逸である。 ルール変更は策であり、新たな時代のネットワークを形成した。 中選挙区時代には、政治家と有権者・個々のジャーナリストの関係は、密で長い時間をかけて信頼関係を形成する土壌があり、それが合理的な関係であったが、小選挙区の導入以…

平面と曲面(分解能)

「関数のグラフ」を描くと平面上に「曲線」が現われる。だから作図問題が不可能でも「平面」に戻さなければならないと考えた。それが「複素平面」である。しかしそれが完全に幾何学の領域かどうかは微妙だが、「分割」と「区分」の差異は、新たな「面の定義…

ドナウ運河

「M・ブーバーの生家」「シェーンベルクの父の靴屋」「証券取引所」「フロイトの診察所」は当時、お互い近くにあり、それらはウィーンの表世界と裏世界の境界線にあった。 現代もまた境界を、それとは知らず、すれ違っていた可能性は、誰しも存在するであろ…

「無」を味方とする

本書は、「万物を自分の一部」とすることができる。 アニメーションは、空洞化し抽象化する。「無」を自分の味方とすることができる。 アニメーションはもはや、観客に依存することなく自立する。キャラクターの存在に関わらず、それは意味を勝手に見出すだ…

トレードオフと記憶

「平面」を使うが、その「重なり」と「厚み」を「トレードオフ」として考慮する必要がない「ベクトルの強み」を計算幾何学は利用する。 最後に「折られた方向」を「記憶」するものと仮定すれば、与えられた「どの点」を取っても、その方向が最後に望む方向で…

「リクエスト」の実践理解

「社会に教えてやる」という政策・能力・英才教育は、不幸である。そもそも「何が自分に求められているのか」を、市場ニーズや顧客ニーズから教わるという積極的姿勢を失うからだ。 「教えられた事」を「ゼロリセット」することこそ、「教わる力」という「態…

ビジュアルと暮らし

広報誌の流れはビジュアル化する。 随筆文学のような編集→作家・研究者が編集→製品に関する研究論文掲載 「世に先駆けて、あるいは世の流れに逆らうかのように、新しいこと、変わったことをやる企業でありたい」から、「モノをつくるな、暮らしをつくろう」…

シェイクスピア・ファクトリー

教育劇を超え、多重な「裏切り」に言葉を与えるミュラー氏の「イデオロギー的破壊」は、ブレヒト氏の到達した「ゼロ地点」に該当する。 「改作あるいは翻訳は、金を得るためのものよりも、確かな可能性だ。」 権力の骨粉製造のメカニズムのリレー化という「…

ギブス『ベクトル解析』のヒント

「二重ベクトル」は、「事象の地平面」の展開であった。 キーワード:循環論 複素平面 調和振動子 プランク定数 楕円関数 ボーズ粒子・フェルミ粒子 超対称性理論 参考 「熱・統計力学」 戸田盛和 著

否定的認識論(明暗を分ける)

リアリティは細部に宿る。それはたとえば通信の「間」だとか、ノイズだとか、あるいは音声の聞き取りにくさだとか、そういうものだ。そして、なにも起こらない、そのなにも起こらない時間をあらためて感じることもリアリティなのである。そしてそのリアリテ…

インサイダー情報

『暴走する資本主義』で、ライシュ氏は「ロビー活動」を通じて「大企業」が「政治」に影響力を持ち、「民主主義」を脅かしていることを示した。 そこから本書では、問題は「政府のサイズ」ではなく、「ルールの作られ方」にあることを示す。現在の政治は、「…

省エネモード

ベクトル分解は等時性を導き、周期性にムダがないことを教えた。 キーワード:量子重力理論 参考 「超対称性理論とは何か」宇宙をつかさどる究極の対称性 小林富雄 著

非連続の登場(科学的認識論)

科学的認識が「数学構造による自然理解」(記号)というパラダイム内での「非連続性」を獲得したとき、従来の通時的技術的進歩の速度は、イノベーションというメタ理論により多様化・横断化され、急加速したのである。 参考 「科学の本質と多様性」 ジル=ガ…

通時性と共時性

豊臣氏の「天下統一」は、その後どのように「天下泰平」に向かうのか。 それは大名同士の平和継続・持続の中にはない。つまり通時的な江戸にはない。百姓が一揆に逆戻りしない限り、幕藩領主側も武力行使の正当性を得ることができなかったという自主規制こそ…

「仮想将来人」構想

「仮想将来人」は「通時的」にみるものではない。もはや合理化ができない「虫食いの密度」を「横断的」にみるものである。 財政破綻は、このように「集中合理化」も「棲み分け」もできないレベルの「行政不合理性」から来る。 都市の空洞化、インナーシティ…

実証的研究

本書は秀逸である。 従来の「権力による支配」(力学)から、「被害者が実は加害者」という偽装有利が巧みに増えている。推察に値する現象である。 それは境界性パーソナリティ障害(無謀で危険なライフスタイルを持ちやすい)に見られる激しい怒りや衝動性…

同調

強烈な照度変化は「周期性を完全に失わせる」(無周期性発現)が、ゆるやかに微妙に変化して行く照度変化では、光情報によっても「光同調」が起きる。 キーワード:体内時計のパーツ 参考 「時をあやつる遺伝子」 松本顕 著

宇宙の記憶

情報とエントロピーの関係は、過去と未来が現在を通して外界であることを教える。 エントロピーが増えるのは、情報量を得たときではなく忘れる(消去する)ときである。 したがって計算が「可逆」であれば、つまり「忘れる」ことがなければ、計算を行っても…

「良い人間」再考

自分は「良い事」をしているから、努力しているから、規律を守っているから、「成果を出している」から、少しは「悪い事」をしてもいいと自己満足で思うケースは実に多い。悪口や批判、攻撃や排除である。 しかしそれはおかしい。逆にそれは嫌な人間の典型で…

インパクトファクター

学会発表は、研究成果発表の仮の場である。成果発表の正式な場は「論文」である。 しかし始めようとする動機は、「独我論」にあるからまず学会発表は登竜門である。そこから脱却し、広くインパクトを与えて本物になるためには、パロールではなく、行間を読め…

「コンウェイの法則」と「技術的負債」

本書は秀逸である。 方法不確実性・目的不確実性・通信不確実性のなかで、「通信不確実性」(振り返りの手法)とは何かを考える。 そこには必ず、「コンウェイの法則」と「技術的負債」が含まれるからだ。 1、システムを設計する組織は、その構造をそっくり…

経営課題

従業員は最大の資産になりえるし、また残念なことに、最悪の敵にもなりうる。 顧客と従業員の関係も同じである。ゆえに経営者と従業員の関係は、現代の最も社会的な課題である。 参考 「小売業のロス対策入門」ロスプリベンションで未然に防ぐ リード・ヘイズ…

ボランティア精神の住処

インドや中国に期待し、その国のものを買うことは良い事だろうか? 汚染は確実に拡がっている。 その国の安いものしか買えない日本の所得を恨むのは、心にある日本中のボランティア精神である。 参考 「今、世界で本当に起こっていること」 トーマス・M・コ…

書体

「水のような、空気のような」書体が、今も新鮮に目指されている。それが伝わるということなら、パソコン・スマホ・タブレットの横組書体は、モニターの解像度と印刷を考慮した上での書体がまだまだ望まれる。 小説を読むのが恥ずかしいと思っている人がまだ…

自分の存在は日々相手に何度も確認されている

「法改正ドキュメンタリー」を意識した「リーガル・レジリエンス」への解説は、「リーガル・ニーズ・マップ」の意味を理解することにある。 ひとたび日常を失うと、今までの自分の当たり前の生活のすべてのつながりが思い出せなくなる。それほどまでに日常は…