意図する成果

物自体は不可知であるから、諸現象は物自体たちとわれわれ自身の知覚装置との一種の相互作用の成果である。しかしその「狂い」はあまり理解されない。 「文化の病的現象」を研究すことが必要なのは、それが治療の可能性の出現であるなら、基礎研究の可能性の…

チャンスセンター(セントラルドグマを超えて)

寄生に感染すると、人格や性格にまで影響があるという研究成果は、「人間が長期的に暮らせる環境を維持するため」の今後の参考になる。 もともと「貨幣」そのものは、共生のようでもあり、寄生のようでもある両義的な遺伝子として人類を進化させてきた。しか…

今年の三文字

今年の三文字は「不細工」。 身寄りの無い「おしゃべり」(無差別)は、悪口の漂流である。どこに向かって「細工」されているかがわからないからである。 FacebookのCEOマーク・ザッカーバーグ氏が中退したハーバード大学の卒業式でのスピーチで彼は、「目的…

最大速度

問いかけで「ネットワーク」が広がること、それが「理」の作り出す「科学の本質」である。つまりネットワークを手に入れれば、いまある「情報伝達の最大速度」を手に入れたことになるからだ。 期待効用たる確率は、時間や三次元を手に入れる手法である。なぜ…

花形

花形の存在は個人だが、良い意味で全体を底上げして見せる。 企業や組織にはないすばらしい仕掛けである。 参考 NHK連続テレビ小説「わろてんか」

現代

まず患者の考え方の偏りを直す。「マイナス思考」になっていると別の見方や別の考え方ができないので、考え方を変える指導を受ける。「マイナス思考」を変えるだけで、確実に「免疫力」を上げることができる。「心の免疫力」は「心の耐性」である。そしてそ…

生物多様性構造と宇宙の大規模構造

本書は「細胞膜」論において秀逸である。 細胞膜は洗剤のようなもので、両親媒性分子を持っているから、シャボン玉には穴があかないように、針を抜けば穴はすぐに閉じてしまう。つまり細胞膜には、自由に窓やドアをつけることができる。針で破裂することはな…

橙(ダイダイ)

思いもかけない「かたち」が現われる時がある。紙垂は「ゆれる」。人はゆれるものに異界を感じてきた。それがゆれたとき、「霊(神)が通り過ぎた」と考えたのだ。 「サクロ・モンテ」は巡礼に代わる代用巡礼施設としてそこに居を構えたのである(聖地巡礼か…

たとえばガウス光学とザイデル収差(多世界解釈モデル)

多世界解釈のモデルは、「投影」(ブレーン)の必然性からくる。「ガウス像平面」と「物平面」は共役だから、規格化には、収差の特長が必要である。そしてそこには、観測内部装置=多次元宇宙のための最適温度(駆動)を保つため、真空・断熱・冷却の構造が…

基督教団と皇室(聖地とリゾート)

A・C・ショー氏を始めととするキリスト教の宣教師によって拓かれた軽井沢は「キリスト教信仰の聖地」でもある。しかし文明開化のムーブメントが、お雇い外国人の旅行を各地にもたらす前までは、外国人を泊めてくれるところは少なかった。西洋式のリゾート…

第二原罪

「ヒューマンエラー」(失敗)を神のように恐れること、それが第二原罪の定義である。 たぶん科学技術は過去取り立てた失敗をしていないと考えている。しかしそれが失敗なのだ。それに気づかないことが「原罪」を負うという感覚に退化する。つまり、進歩によ…

日頃から「自己像」を語ることの意味

亀裂や矛盾をたえずはらんだ自己は、「自己像」を語らなければとりとめもなく拡散してゆく運命にある。人間はしばしば自分にとって思いがけない行為や、するはずのなかった行為の主体となることがあるが、その帰結や収束の時点に立った時、なぜそこに自分が…

再導入(言論)の時代

水島氏の時代の日本は、マルキシズムばかりではなくアナーキズムですら現政治・組織論的に希望が持てない、国禁思想の時代であったから、彼はあえてアナキストであるために「漫画集団」(ナンセンスを心情とする)からスタートする。杉浦幸雄氏は40年ぶり…

前提として渦管

乱流の種類によらず、渦管構造は普遍的に存在する。 参考 新装復刊「いまさら流体力学?」 木田重雄 著

発想支援システム

本書は秀逸である。 「不便の効用」という視点は、既存のモノゴトの意味を再考することである。しかしそれだけではない。新しいモノゴトを作り出す手がかりとなる。温故知新の発想法である。 たとえば「自動車の運転支援」である。リスク補償行動を抑制する…

場所と名前

かつて「駅の伝言板」は、日常の風景である。いつしか伝言板メッセージは「待ち合わせ」における「時間と場所」のメッセージから、「相手の名前」という景観にかわる。 すれ違う風景は当時、時間と場所に集約されていた。しかしやがてそれは「名前」に向けら…

コロンブス交換

ピザの歴史には、重要な先駆が数多くある。 余暇を楽しむ余裕ができたこと、社交や旅行の機会が多い人達がピザを出来合いの食べ物にすると同時に、軽食・パーティー・高級グルメフードに仕立てた。 フラットブレットは、トマトとチーズに出会い、食べられる…

新価格理論

インフラを現前化させているものが価格である。だからそれは、市場とは無縁である。価格は普及である。環境整備がされれば価格は普及価格となる。普及する可能性のある科学技術も、普及する可能性がある価格も、その環境演出による。 1、価格は、企業側の費…

東大寺と華厳宗

「華厳経」のなかでもっとも多く、くりかえし説かれているのは、「一即多・多即一」ということである。微塵、すなわち小さなチリ一粒の中にも、この世界にあるあらゆるものがすべて取り込まれていると言うことである。つまり「一点」に関しては、すべて「同…

省エネ技術の誕生

「潜熱」現象は、ジェームズ・ワット氏に蒸気機関でもっとも革新的なところの「分離凝縮器」を考えさせた。火薬機関から「真空機関」へこのアイデアは、後の「安定的な連続的作動」(省エネ)を実現させたのである。 キーワード:凝縮系物理学 物性物理学 固…

危機管理

どうして、食糧の豊かな地域でも、農業を受け入れたのだろうか? 農業によって得たものは、単に食糧だけではない。貨幣・交換・軍事の概念である。農業によって得られる穀物は、食べきれなくても貯蔵することができる。貯蔵できる食糧は「冨」となる。蓄積す…

対称式

経済思想の再生・再帰に必要なのは1次産業という基底からのスタートである。 「日本農業の危機と田舎の創造性」 「食堂付属大学」 「縁食ー孤食と共食のあいだ」 キーワード:トラクター=戦車 化学肥料=火薬 毒ガス=農薬 参考 「戦争と農業」 藤原辰史 著

先見的余剰

頭の働きは「先見」しようと試みる。それが「試行錯誤」であり、それは適当な「計画」に到達する。そこには必然的に「再帰」する「探究の範囲」が働く。 対称式を基本対称式で表現することは、グレブナー基底であり、巡回関数(循環関数)に直観を与える。 …

「ぺティの法則」とその逆説

ウィリアム・ぺティ氏は、「政治算術」のなかで、感覚的・感情的な主観的な主張たる「比較級や最上級のことば」を、数と重量と尺度に置き換えようとした。 しかし感覚的に言って、アメリカや日本の「サービス産業化」が進むイメージはできても、中国・インド…

大人の仕事

本書は秀逸である。 歌における「サビ」の部分とは、「生きる実感」の領域である。しかし、「わび・さび」は本来「不足の美学」である。人は「自分を捨てる」ことで、「侘び」(おわび)という「再生の時間」に入るからだ。 クリエイティブな人間は、「仕事…

リア充と自立

今回放送の2番組の共通点は、何かに「頼る」と言うことは、「自立」ではないと言うことを示す。「リア充」は社会に添った「評価物」でも「自虐」するものでもないと言うこと。「リア充」は、「パートナー」に依存することでも、「会社」に依存することでも…

フィラメント

「真空エネルギー」のキーワードは、「フィラメント」である。 電球⇒真空管⇒電界効果トランジスタ(固体物理学)⇒半導体⇒宇宙の大規模構造 (銀河フィラメントと超空洞) キーワード:ショックリー のアイデア ベル研究所 参考 「電子の巨人たち」上下 マイケ…

産業政策のプラグマティズム

「プラグマティズム」が重視する「科学の応用」とは、外側から「現実世界に対して応用すること」ではなく、中心から「現実世界の中で応用すること」である。隠された新たな相互作用の関係を見出そうすることは、まさに「記号論」(パース氏)であるが、それ…

付加価値税(消費税)

消費者主導経済の産業構造があらためて必要な理由は、生産構造が「付加価値」を理解していないからである。それでは経済を牽引することはできない。 消費税項目(付加価値)は消費者主導の国民投票で決めるべきである。そうすればデンマークやスウェーデンの…

効果的でないドル

「科学技術」を詰め込むだけで「関係筋」を満足させる手法に意味はない。状況の中で「情動」に動かされないで、「良識」に立つことは、世界を再構築することである。 核戦略の「不確実」は、ロシアの軍事支出の不確実さに比べたら問題にならない。アメリカ側…