本質の揮発性について

ハイデガー抄 柔和な物は数においてつつましくわずかです。少なくとも、そこらじゅうに氾濫している同価値でどうでもよい対象が無数にあるのに比べれば、あるいは、一生物種に過ぎない人間の頭数が膨れ上がって際限のないのに比べれば、そうです。死すべき者…

人間拘束(疑似科学)のナンセンスについて

基本は自然に対する天真爛漫である。そこに独立した名称の杭を打ったのが漫画(自由勝手放題)である。自然が自然科学により自然拘束(人間拘束)され始めた頃から、権力や風俗を風刺した漫画が登場する。 やがてこのマンネリ化や時の権力の弾圧によって、新…

オールの時代

「読み解き方」が、人の才能である。 世界の中心は、製品からサービスに移行しつつある。本当のサービスとは、オールマイトである。所有から利用へと加速度的に移行して行くということは、プラットフォームを超えて、すべてを「網羅」できるということだ。 …

教育が障壁とならない為に

とりわけ強い人為によって維持されてきた二次環境で絶滅危惧種はあらわれる。それを元の一次的環境に戻すことが、効果的な保全技術である。 点や辺の単純なランダム化は錯誤につながる。集団切り出し法を用いてネットワークを構築することは、たとえば辺の重…

内部観測(サイズ不変位置情報)

部分は全体を知っている。それが非線形振動の位置情報だからだ。マクロ経済学とミクロ経済学もその位相勾配(内部観測)の関係にある。これが地球の知恵(サイズ不変位置情報)である。 キーワード:エンドジェニックシステム エキソジェニックシステム 蔵本…

イメージを超える行動

まずは「視点を変えることから、姿勢を変える」。自分の持つイメージ以上であるとそれが再認識されなければ、仕事(創造)を始めることはできない。ものの見方をかえればストレッチも変わってくる。 「慣用操作」と「ごっこ」 ー 「実用性」から離れて「もの…

分ける理論

繊維は金属のおかげで架橋され染まりやすくなった。世界はわかりやすくなるとベンゼン環は教えた。当初緑染めに、植物の緑は直接使えなかったからだ。 点群データ→STLデータ→CADデータの流れは、折り紙から3Dプリンターに進み、これは画像がグラフ理…

順序の読解

本書は秀逸である。 脳マップの「線」は、「写真」のようなものである必要は特にない。だが、「角度」、「重なり」など、物体の各部位間の関係は保たれていなければならない。 やがてそれは「器官」を超えた「システム」を当然つくり、「見守り仕事」として…

モデル

全国2万5000人から、「3人に1人が、簡単な文章が読めない」という調査が出た。 「係り受け」「照応」「同義文判定」「推論」「イメージ同定」「具体的同定」等の基礎的読解力調査からでた結果がそうであるなら、シンギュラリティの時期は遅れるか、来…

価値観の役割(第四次産業革命の序章)

本書は秀逸である。 価値観はバグではなく、機能である。技術には価値観が組み込まれておらず、単なるツールに過ぎないので良い目的にも悪い目的にも使うことができる、という考え方を改める。実際には、すべての技術には、最初のアイデアから、発展・展開ま…

放射線特性の地上存在意義について

本書は秀逸である。 ローレンツ方程式は、カオス概念が生まれるきっかけをつくる。 ここで拡大縮小(尺度)が、フラクタルを示したり、自己相似を示すことが理解される。 そして現在、この尺度の「べき乗」は、気象現象ばかりでなく、地震の発生過程がフラク…

人材

優先順位の原理原則は、飛行機の中のことより、外のことが優先である。また、外のことでも相手と交渉できなことが優先される。飛行機にとって一番の脅威は自然であり、気象である。外から破壊するエネルギーを持つ。二番目に重要なのが、ほかの飛行機と安全…

光合成・炭素循環・火山活動

本書は秀逸である。 地球における光合成の生い立ちは大きい。光合成の式を逆向きにしたものが「炭素サイクル」だからだ。つまり炭素は、二酸化炭素と有機物の間を言ったり来たりしているからである。 しかしこのサイクルだけでは、炭素の輪廻転生は枯渇して…

場所情報と時間情報(生と死)

1、基底膜は入力音のスペクトル情報を、一定の精度で基底膜上の場所(位置)情報として表現すると考えられる。 2、この事実は、基底膜の物性に基づく受動的で線形な機械的メカニズムに加えて、能動的で非線形な生理学的なメカニズムも存在することを意味す…

根源的目的と経済的目的の技術的差異

本書は秀逸である。 今はどういう時代か?技術は自然の法則にもとづいて実現されるが、一つの道を進むのではない。技術の目的には根源的目的と経済的目的がある。本来的目的とは今まで人類が進歩してきた「根源的目的」である。経済を一時的に誘発する技術で…

スマートライフ

欧米では再生可能エネルギーの優遇策があって導入が進んだが、オーストラリアのように、今後は特に優遇策がなくても再生可能エネルギーの導入が進む可能性がある。発展途上国では、電力ネットワークのない地域に再生可能エネルギーで電化を進める例もある。…

真実と断定

なぜ世界は存在しないのか? それはある意味、「本能が機能不全」となったからである。それゆえ「世界は存在しない」。資本主義はショーだ。これは言説からも軽やかに距離を取った明確なものだ。 ただ問うべきは「どこに行きたいのか?」ということだけだ。…

「選挙制度」から「ふるさと納税」

ふるさと納税が、選挙制度の脅威であることが理解されはじめた。 選挙における人材と政策が、地元にないことを、はじめて超えたからである。 ― 企業型イノベーションから市民創発型イノベーションがつくる新しいアイデア税収へ ―

発泡過程と結晶化過程(核)

地球が行ったマグマの発泡過程と結晶化過程は、優良なフィルターと吸着材料をつくる。特に冷却結晶化ではなく、発泡に伴う減圧誘導型結晶化がそれである。 そこには相変化と流体運動のカップリングがあるからである。 そしてこの天然からの動機付けは、宇宙…

タルドの模倣理論と波形原形質論

本書は秀逸である。 「移動運動」の思想は、人間の心についても説明する。 好奇心や喜びは、無形の領域だが、それは「推進力」のおかげで存在している。この推進力という自然選択と移動のダンスは、「タルドの模倣理論」にも当てはまる。「経済心理学」と通…

重ね合わせの原理と連続体仮説(現代集合論の新解釈)

「集合論」が見せる「幾何学的位相」の側面が、「ベクトル」と「デデキント切断」の「階層」(次元)をして、「連続性」を確保したと言えるだろう。そしてこの連続体の表現が、「重ね合わせの原理」という「輸送現象」の「調和関数」的本質である。 キーワー…

自然・非日常・超越性

世界の境界が決壊するとき、不確かな現実のアンカーが現われる。 失ってはじめてわかるものが、「科学と実在」の関係に現れ、批判的実在論という新しいメタ理論が方法論としてインタビュー調査される。 非日常に現れるがゆえにそれは、アブダクション(理論…

核融合と炭素

下記のキーワードは、炭素から核融合へ向かう逆の道(思考実験)を示す、第二の偶然の幕開け(ブレークスルー)となるであろう。 キーワード:ハロルド・クロトー リチャード・スモーリー 超新星爆発 直線状炭素分子 分光学 赤色 巨星 核融合 フラーレン多量…

シンクタンクとエージェント・ベース・モデル

ポピュリズムに陥った現代、政策起業力はシンクタンクというプロジェクトにゆだねられるべきである。自分たちが公共と政府をつくるのだという国民の当事者意識と参画意識に、民主主義社会の政策起業力は胚胎するからである。 システムはネットワークからはじ…

時間的整合性Ⅲ(人工物存在論)

本書は秀逸である。 患者に対して医師が直接に行為する場合には、「時間経過に由来する問題」はほぼ生じない。それに対して人工物に媒介される行為は、人工物そのものの時間的性質と連動して、倫理的な判断が下されるかもしれない。 責任者は、人工物全体に…

ゲーム学(作り込みの魅力)

本書は秀逸である。 徹底した「やりこみプレイ」は、日本人の特性かもしれない。それは勝つことではなく、「作り込み」に対する満足である。ランキングより自己目標の達成、それはラスボスを倒すゲームでは終わらない。その世界に自分がとどまるために、もう…

サポート(現代のクリエーター)

最良の道は「とにかく書く!」こと。 覚えること、「命令や関数」を暗記することではない。 組合わせ順序を自分の引き出しにチップス(tips)情報として無意識に蓄えて行くことである。これは作家と同じである。そこから自動書記も文体も生まれる。 そして配…

マルクス・アウレリウス抄

「お前の内を掘れ。掘り続ければ、そこには常にほとばしり出ることができる善の泉がある。」 行く先はいつも名著が教えてくれる。深く読むことは、深く生きることだ。 「お前がこんな日に遭うのは当然だ。明日善くなろうとしているからだ。」 人々に持ち上げ…

時間整合性考Ⅱ

本書は「万葉開花」の時代、今後「大きく出る必要の時代」であることを示す。 ライフサイクルに適した社会生活時間の問題とは、社会生活時間をライフサイクル全体に配分する方法の模索である。 ここには、産業社会の教育・労働・引退という静的な3段階の時…

ストリート

本書は秀逸である。ストリートから何が生まれたかを示す。 アンチファッションがストリートスタイルを生み出す。これは不思議帰結ではない。 それは大人がつくった社会規範に対する若者の反抗の証として生まれてくる、非エリートの自然発生的、口コミで広が…